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☆更新しました☆ - ひとみの内緒話 URL

2018/05/16 (Wed) 09:43:44

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ちょっとハードな伝奇ノベルス「Night Walkers 1 夜行/百鬼」終章をアップしました。
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 夜明け近くに、バイクで埋立地に来た。
 吐く息は、まだ白い。

 俺が、ミアと再会した場所――。
 夕子が男たちに汚され、傷付けられた場所だ。
 そしてミアが、モロイたちを葬った場所でもある。

 そこに、俺は、ぼんやりと立ち尽くしていた。
 何かを期待してのことではない。
 ただ、身の置き場がなくて、ここに立っている。

 目の前に、作りかけたまま放置されたビルが、その姿を晒していた。
 生まれる前に死んでしまった、哀れな存在。
 ミアは、それを――水蛭子と、呼んでいたっけ。

 俺が、ミアに抱いていた想いも、そんなものだと――ミアは、考えていたのだろうか。
 人間だとか、吸血鬼だとか、そういうことを。

 ミアと別れて、数週間あまり。
 春になりかけの大気は、未だ冷たく、昼と夜の長さが同じになっても、桜の花はまだ咲いていない。それでも季節は流れ、時は移ろい、今も新しい太陽が昇ろうとしている。
 ミアを、置き去りにして。

 ホテルの屋上で目を覚ました俺は、ミアに植え込まれた彼女自身の記憶を、ほとんど失ってしまっていた。ミアが、したことだろう。
 それでも、彼女が感じていた孤独だけは、心に刻み込まれている。

 ただ一人、夜の世界を歩く、小さな吸血鬼――
 一度は俺を頼りにしながら、そのことを恥じるように去っていき、今もどこかに一人きりでいるミア。

 彼女に、言い忘れたことが、あった。
 俺は、お前が傍にいないと駄目なんだと、そういうことを――
 そして、あの夏の山で出会ったときから、ずっと会いたかったのだということを――
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